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2016年1月 1日 (金)

悪意を持っていなければ、他人の悪意を感じない

「悪意を持っていなければ、他人の悪意を感じない」ということを、想くんを観ていて気付きました。
(悪意に限らず、他の感情でも同じだと思います)

気付いた切っ掛けは、子供達のやりとり。

デパートにある広い子供用の遊ぶスペースで、10人くらいの子が遊んでいました(1才~6才くらい)。
6才くらいの子が、3人乗りくらいのおもちゃを独り占め中。
他の子が一緒に遊ぼうとすると「どけ!」って感じで突き飛ばして押して遊ばせません。
突き飛ばされた子は諦めて他の場所へ移動します。

想くんもそれで遊ぼうとして乗ると、やっぱり「どけ!」って感じで突き飛ばされます。
けど、想くんはコロコロっとわざと転がって楽しそうに笑い、また乗ろうとし、やっぱり突き飛ばされます。
それを5回くらい繰り返したあと、突き飛ばした子も「こいつ何か面白いな」と思ったみたいで、一緒に乗って遊ぶようになりました。

健常児だと、だいたい2、3才くらいから嘘をついたり、他者から奪おうとしたり、攻撃したり、やり返したりという人間らしい行動をします。
想くんは成長が遅いからか、それとも生まれつきの性格なのかわからないですが、そういう人間らしい「悪意」を今のところ感じません。
だから、わざと突き飛ばされても、そこに悪意を感じず(=自分に無い感情だから認識できない!)、”遊んでもらった”くらいの気持ちで楽しそうに転がってたのかなと、思いました。

で、「悪意を持っていなければ、他人の悪意を感じない」という(自分的には)大発見に至ったわけです。

 

因みに、私自身にも似た経験があって、「あの時、あの人は何故ああいう行動をとったのだろう」と疑問に思うことが多々あり、
それを解決(解釈)することで、ギィーヴァルで使った「あの円」が生まれました。

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